ウォーターサーバー RO水






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RO濾過したお水

ウォーターサーバーで飲用水を提供している各社の水の処理方法は、だいたい大きく分けて非加熱処理かRO濾過のどちらかに当てはまります。「RO濾過」という言葉は、一般の人々にはあまりなじみのない単語ですが、いったいどのような水質処理の方法なのでしょうか。

RO濾過(逆浸透膜)とは、RO膜というものを通過させる濾過方法です。通常の水道の濾過方法であれば、まずはじめに大きな泥や小石から取り除いていき、さらに細かい雑菌や微生物類を取り除くという手法ですが、RO膜はそれらよりもはるかに細かい構造になった膜でできています。

RO濾過の行程も、最初の段階はその他の濾過と同じです。活性炭フィルターなどを通して、泥や小石などを吸着させて取り除いた後に、さらに細かい繊維質のフィルターを通す事で細菌や微生物を取り除きます。最終的にRO膜を通過させる事で、水の分子以外のほぼ全ての不純物を取り除き、限りなく真水に近づける処理方法です。例え水道水を使っていたとしても、この濾過方法だと、殆ど真水と変わらないため、基本的に天然水とほぼ同じ条件にする事ができるわけです。RO膜は、逆浸透膜と呼ばれており、その皮膜の目はなんと1/10,000,000ミリだそうです。

また、「ROミネラル処理」は、RO濾過をした後の水にミネラルやカルシウムなどの人間に必要な栄養素を付加したもので、まさに人工のミネラルウォーターなのです。天然のミネラルウォーターは、濾過の過程で多少なりともその栄養分を失いますが、この手法であれば限りなく真水に近い状態でミネラル成分を付加しているため非常に効率的な方法だと思います。